外反母趾を防ぐために、靴を選ぶ時のチェックポイントは、以下の通りです。
【 足の全長 】
足の全長を測る時は、親指と限らずに最も長い指で行います。そして手の小指の幅のゆとりをもたせましょう。
【 足の幅 】
親指と小指の付け根の周径、幅、傾きを合わせます。足の全長が同じでも、つけねの位置は異なりますから、踵とつま先からの長さも合わせましょう。
【 踵のフィット 】
踵と靴の側面から後方の適合性で、すっぽ抜けたり、きつくないもので、後縁がアキレス腱に食い込まない小指1本分の隙間が必要です。
【 足の甲のフィット 】
靴の開口部前方の適合性で、踏み返しのときにしわが食い込まない、曲げたときの硬さが硬すぎないものです。
【 つま先のフィット 】
足の指の入る部分に指が広げられる幅、曲げられる高さが必要です。親指ばかりでなく、小指にも余裕が必要となります。