外反母趾かどうかは、親指の曲がった角度、すなわち外反母趾角で決まります。外反母趾角とは、第一中足骨と母趾基節骨がつくる角度です。
外反母趾角は5~8度が正常で、15度以上は外反母趾です。20度までは軽症、 20~40度までは中等度、 40度以上を重症の外反母趾としています。
自分でチェックするときは、足の内側のラインで、親指のつけねが曲がる角度を測ります。紙の上に立って体重をかけ、親指の出っぱりの前と後ろに定規を当て、2本の線を引き、その角度を分度器で測るとよいでしょう。その角度が15度以上ならば、整形外科を受診してください。