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外反母趾とは

外反母趾(がいはんぼし)の「母趾」とは、足の親指のことです。外反母趾を一言でいえば、「足の親指が外側(小指側)に曲がる」病気です。この親指の曲がりがひどくなると、足が痛くて歩けなくなり、足は変形して、普通の靴が履けなくなります。その上、痛くて無理な歩き方をしていると、脚が疲れやすく、膝や股関節まで痛みます。

外反母趾の症状が軽いうちは、きつい靴を履くのをやめると、痛みはやわらぎます。しかし、一度、外反母趾になると、ハイヒールやパンプスをやめて痛みが軽くなっても、親指の曲がりは、歩くだけで自然に進行するのです。ですから、痛みが軽くなったといって油断すると、年をとってから変形がひどくなり、痛みも再発してくることになります。

そして、外反母趾が進むと、親指以外の指も外側に曲がり、脱臼したり、槌趾(つちゆび:足の指)が、くの字に曲がって固まってしまい、伸ばすことが困難な状態になったりします。

その上、足全体が扁平足や開張足になり、足の裏や小指の方まで痛みが広がってしまいます。最後には靴をはかなくても、痛くて歩けなくなります。こうなってからでは手術しか手がありません。それどころか、手遅れになってしまって手術をしてもなかなかよくなりません。

外反母趾とは

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